4.なぜ、同じところを何度も掘り返すの?
道路を掘り返す原因の多くは、古くなった管類を事故が起きる前に新しく丈夫な管に取り替えるための更新工事によるものです。
道路の地下には、水道管、ガス管、電話・電力ケーブル等が埋められており、あまり近づきすぎると接触事故の危険があるため、施設ごとに地中の深さや左右の位置の基準を設けています。
工事をスムーズに進めるために、試し堀りによってあらかじめ占用物件の場所を確認しています。
時には、別の占用物件が工事の障害になったりするので、その障害を取り除く工事を先に行うこともあります。
また、交通への影響を少なくするために夜間だけ工事を行ったり、工事の順番を決めて片側づつ工事を行ったりしていますので、何度も同じところを掘り返しているように見えるわけです。
1.管の位置確認のため試験堀り
2.仮舗装
3.新しい管を入れる
4.仮舗装
5.古い管の撤去
6.仮舗装
7.本舗装